世界遺産・法隆寺から世界へ。平和を祈る「DANDELION」を展示
この度、法隆寺地域の仏教建造物の世界遺産登録30周年を迎えるに際して、「法隆寺1400年歴史遺産を未来へ」をテーマに法隆寺参道、南大門と境内において法隆寺のご協力のもとデジタルアートによる体験・体感型の空間演出を行うこととなりました。このデジタルアートが1400年以上も愛される法隆寺から文化財保護や環境保全のメッセージを世界と未来に向けて発信する機会となることを願っています。また、デジタルアートの開催期間には、写経・写仏体験などの日本の仏教文化に触れる特別な体験コンテンツもご用意していますので、皆様のご来町を心よりお待ちしております。
斑鳩町長 中西 和夫
提灯アートを片手に、ライトアップされた国宝・南大門や松林をめぐる秋の夜
日本で初めて世界文化遺産に登録され、今年登録30周年を迎える法隆寺。国宝・南大門では、歴史的な造形美を引き立てるライトアップと、プロジェクションマッピングを実施。南大門の両端にそびえる土塀には、日本らしさを感じることができる秋の情景を描き、幻想的な夜を演出します。
法隆寺の参道を象徴する松林は、ネイキッドならではの繊細なライトアップと音楽が包み込み、ダイナミックで荘厳な世界が広がります。自分自身も光の演出に加わることができる参加型アート『NAKEDディスタンス提灯®︎』とネイキッドのデジタルアートで秋の法隆寺を彩ります。
奈良県初!一夜限定で、世界とつながる平和のアートを展示
アーティスト村松亮太郎発案のアート『DANDELION PROJECT』が、世界遺産サミットの開催を記念し、期間中、10月28日(土)の1日限定で奈良県に初登場。大きなタンポポのインタラクティブアートオブジェ『DANDELION』に息を吹きかけると、別の場所に植樹(設置)されているタンポポにデジタルの綿毛が飛んでいき、そこでデジタルの花を咲かせていきます。
このアートプロジェクトは、コロナ禍で世の中が断絶されやすい状況であった2020年秋に始まり、これまでに世界8カ国48箇所を繋いできました。日本で初めて世界文化遺産登録され、今年登録30周年を迎えた法隆寺で、文化遺産の維持・継承と法隆寺の平和な発展を願い、そして集まった人びとで願いを込めたタンポポの綿毛を世界中へ届ける、一夜限りの特別な体験を創り出します。
<作品紹介>
国宝・南大門 /参道・松林:『秋彩紅葉(しゅうさいもみじ)』
奈良の夜空を繊細な輝きで彩る、南大門の歴史的な美を際立たせるライトアップ。 その両側の土塀に映し出されるプロジェクションマッピングは、日本らしさを感じさせる秋の風景を描き、美しい奈良の夜をさらに引き立てます。
法隆寺参道を象徴する松林は、穏やかな光と音楽が包み込みます。ライトアップされた松林が、美しくダイナミックに浮かび上がり、荘厳な世界が広がります。
<10月28日(土)の1日限定>
国宝・南大門:『DANDELION PROJECT』
アーティスト村松亮太郎による、平和の願いを届けるアート。
国宝・五重塔、国宝・中門:ライトアップ
日本最古の塔である五重塔、西院伽藍の本来の入口となる中門のライトアップ。飛鳥時代から残る様式美が、壮麗に浮かび上がります。
NAKEDディスタンス提灯®
コロナ禍に誕生したNAKED発案のアートな提灯。地面に映し出される提灯の光の輪で、まるで光の一部になったように感じられる参加型アートに。提灯の光は、斑鳩町・法隆寺に縁のある椿や山茶花、柿の柄で、地域の魅力も再発見できます。
「世界遺産登録30周年記念 法隆寺特別ライトアップ IN 斑鳩町」 開催概要
イベント名:世界遺産登録30周年記念 法隆寺特別ライトアップ IN 斑鳩町
会場:聖徳宗総本山 法隆寺(奈良県生駒郡斑鳩町)
開催期間:2023年10月21日(土)〜2023年11月5日(日)
開催時間:18:00〜21:00 (最終入場20:45) 入場無料
国内向け公式サイト:https://widgets.bokun.io/online-sales/509bba56-6dc4-4f8b-a934-377d3cdc1570/product-list/68919
海外向け公式サイト:https://horyuji-ikaruga-nara.or.jp/saishido2023/
主催:斑鳩町
協力:法隆寺/斑鳩町観光協会
企画・演出・制作:NAKED, INC.
Contact
Ryotaro Muramatsu / NAKED
Shibuya-ku Tokyo 1510062 / Japan