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DANDELION PROJECTが、ガウディ財団の世界初共同事業による公式展『NAKED meets ガウディ展』に参加

 

2026年、アントニ・ガウディ没後100年を迎える節目の年に、ガウディ財団(Gaudí Foundation of Art, Design and Architecture)とネイキッドによる公式共同プロジェクト『NAKED meets ガウディ展』が始動します。

 

本展では、アーティスト・村松亮太郎が手がけるインタラクティブアート《DANDELION PROJECT》も展示の一環として参加し、世界をつなぐ象徴的な体験が会場に広がります。


同財団との世界初の共同事業として開催される本展は、2026年1月10日(土)〜3月15日(日)まで東京・寺田倉庫 G1ビルにて開幕し、その後大阪(VS./グラングリーン大阪内)へ巡回予定です。

 

世界初公開となるガウディ財団秘蔵コレクション

本展は、ガウディ没後100年およびサグラダ・ファミリアにおける「イエスの塔」完成という歴史的タイミングに合わせて開催される公式展覧会です。
ガウディ財団とネイキッドの協働により、これまで公開されることのなかった貴重な資料が、世界で初めて一堂に展示されます。

展示内容には以下が含まれます。

・サグラダ・ファミリアのオリジナル図面(1889)

・ガウディの手記・直筆書簡

・ガウディが実際に使用していた制作道

・カサ・ビセンスのオリジナルタイル「カーネーション」(1883–1885)

・クリプタ・グエルのステンドグラス(レプリカ)

・大学講堂「パラニンフォ」の図面

・その他、未公開の学術資料多数

さらに、筆跡心理学に基づく最新研究からガウディの思考や内面に迫る分析も紹介。
学術資料と体験型表現を組み合わせ、ガウディの創造性を新たな視点で捉える構成となっています。

 

参加型アートを通して触れる、ガウディ建築の本質

本展では、来場者がサグラダ・ファミリアの一部を“完成させていく”体験など、ガウディ建築がもつ「未完成を内包した創造性」を体感できる参加型アートを展開。
自然との調和を探求したガウディの世界観を、観賞だけでなく身体的に感じ取れる展示が並びます。

展示物(一部)

<世界初公開>サグラダ・ファミリア図面

サグラダ・ファミリア、バルセロナ/ジョアン・バッサゴダ 個人遺産/ガウディ財団/オリジナル

<世界初公開>サグラダ・ファミリア3Dメガネ

1889年/サグラダ・ファミリア/バルセロナガウディ財団より貸与/オリジナル

<世界初公開>ステンドグラス窓

1914-1915年/クリプタ・グエル, サンタ・コロマ・デ・セルベリョ/モダニスタ・キャビネットより貸与/ガビネテ・モダニスタとガウディ財団/レプリカ

<世界初公開>オリジナル・カサ・ビセンスのタイル カーネーション

1883-1885年/カサ・ビセンス, バルセロナ/ガビネット・モダニスタより貸与/ガビネテ・モダニスタとガウディ財団/オリジナル

再認定試験のための大学講堂「パラニンフォ」の図面

1878年/バルセロナ/ガビネット・モダニスタより貸与/ガビネテ・モダニスタとガウディ財団

ダイニングルーム用ベンチ

1904-1906年/カサ・バトリョ,バルセロナ/ガビネット・モダニスタより貸与/レプリカ


 

アントニ・ガウディについて

アントニ・ガウディ肖像 ©2026 Gaudí Foundation of Art, Design & Architecture

アントニ・ガウディ(1852–1926)は、スペイン・カタルーニャ出身の建築家。レウスに生まれ、バルセロナ建築学校で学び、1878年に独立した建築家となった。実業家であり友人でもあったグエル伯爵との協働を通じて、ガウディはカタルーニャのブルジョワ層や貴族たちにとって最も愛される建築家となり、彼らのために《グエル公園》《カサ・バトリョ》《カサ・ミラ》などの代表作を手がけた。最も重要な作品はサグラダ・ファミリアであり、後半生をこの大聖堂の設計と建設に捧げた。1926年、バルセロナで交通事故により逝去。彼の作品は現在ユネスコ世界遺産に登録され、都市建築や近代美術に深い影響を与え続けている。


 

展示エリア紹介

Area1:Introduction— 旅の始まり—
Area2:緑陰の記憶— ガウディの故郷・レウスの森 —
Area3:創造の坩堝—独創を育んだバルセロナ —
Area4:発見の工房― フニクラ実験、見えない秩序を探して —
Area5:有機の海ーグエル公園に息づく光と波のリズムー
Area6:永遠の聖堂— サグラダ・ファミリア —
Area7:未来への種— 世界へ広がるガウディの精神 —
Area7:GAUDI ×DANDELION

<ガウディ財団について>

ガウディ財団(Gaudí Foundation of Art, Design and Architecture)は、2013年に設立されスペイン・バルセロナを拠点に活動する公式機関です。設立メンバーや専門委員会、協力者らは、アントニ・ガウディの遺産の保存と継承を使命とし、教育・研究・イノベーションを中心に、その先駆的精神と建築的才能を未来へ伝える取り組みを展開しています。イベントや教育プログラム、学術交流を通じて、ガウディの思想を国際的な文化資産として広め、次世代の芸術・文化の発展に寄与しています。

公式サイト:https://www.gaudi-foundation.org/


開催概要

イベント名

ガウディ没後100年公式事業

NAKED meets ガウディ展(ネイキッド・ミーツ・ガウディ テン)

会場

東京 寺田倉庫 G1ビル(東京都品川区東品川2-6-4)

大阪 VS.(グラングリーン大阪 うめきた公園 ノースパーク)

開催期間

東京:2026年1月10日(土)~3月15日(日)

大阪:2026年春を予定

東京開催時間

平日10:00~18:00(17:00最終入場)

土日・祝日10:00~20:00(19:00最終入場)

東京チケット料金

早割券(販売期間:11月4日(火)10:00~1月9日(金)23:59)

【平日】大人2,400円【平日】小中高1,600円

【土日祝】大人2,600円【土日祝】小中高1,800円

通常券(販売期間:1月10日(土)0:00~3月15日(日)18:00)

【平日】大人2,700円【平日】小中高1,900円

【土日祝】大人2,900円【土日祝】小中高2,100円

<注意事項>

※当日の混雑状況により、入場までお待ちいただく可能性がございます。

※未就学児入場無料。

※主催者の都合により休止または中止した場合を除き、チケットの返金・変更はできません。

一般お問い合わせ先

キョードーインフォメーション TEL:0570-200-888

対応日時:12:00~17:00(土日祝休業)

主催

 NAKED meets ガウディ展製作委員会

監修

Gaudi Foundation of Art, Design & Architecture

協賛

大日本印刷株式会社 寺田倉庫株式会社

企画・演出・制作

株式会社ネイキッド

協力

駐日スペイン大使館 インスティトゥト・セルバンテス東京

公式サイト: https://meets.naked.works/gaudi/

Contact

Ryotaro Muramatsu / NAKED

25-8 Motoyoyogicho, Shibuya,
Shibuya-ku Tokyo 1510062 / Japan
info@ryotaro-muramatsu.com